gift10プロジェクトの寄付にもとづく助成事業の事例をご紹介します。
団体名:一般社団法人京都わかくさねっと
事業名:少女の居場所・わかくさリビングをつくりたい
概 要:「こども」でも「おとな」でもなく、公的な支援から取り残される10代少女たち。そんな少女たちには、いつでも来られる安心安全な居場所、長いスパンで関係性を継続するなかで自己肯定感を育み、明日への希望をもてる場が必要です。いつも温かい食事と誰かが迎えてくれる、そんな街のシェアリビング「わかくさリビング」を地域社会につくる活動にgift10の寄付が使われました。「わかくさリビング」で歌会を開くことなども提案していきます。
団体名:林業女子会@京都
事業名:赤ちゃんからはじめる木のある暮らし~地域で取り組む木育(もくいく)~
概 要:国土の7割を森林が占め、先進国第3位の森林保有率を誇りながら木材自給率28%というアンバランスな日本。木は、万葉の時代から短歌の主要なモチーフの一つであり、木簡は和歌の伝承を支えました。幼い頃から木とふれあい、木を使うこととその木が育ち切られた山林環境とのつながりを理解できる人を育てること=木育を展開する林業女子会@京都と、歌人の谷とも子さんを介してつながり、「木育フェスタ京都御苑」の開催を支援しました。
団体名:特定非営利活動法人フォロ
事業名:生きづらさをつづり、場をつむぐ
概 要:18歳以上の若者の居場所「なるにわ」、生きづらさからの当事者研究会(通称「づら研」)などの居場所づくりを行う同NPOでは、歌人の鳥居さんの協力を得て「生きづら短歌会」が発足。その開催を後押しするなかで、生きづらさを書き綴ることの発展形として、生きづらさまではいかなくとも、放っておくとためこんでしまう、めんどくさいこと(=くさごと)をゆるく吐き出し、溶ける紙に書いて水に流す通称「くさ研」の開催などに寄付が使われました。
団体名:一般社団法人祇園祭ごみゼロ大作戦
事業名:祇園祭ごみゼロ啓発活動
概 要:京都の夏の風物詩、祇園祭の宵山において、夜店や屋台の協力を得て2014年、21万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替えることに成功した同団体。京都議定書策定の地でごみの減量をめざして実直な活動を続ける同団体を助成するとともに、当法人スタッフが宵山にボランティアとして参加。エコステーションにおけるごみの分別収集や来場者への声がけなどに協力しました。
団体名:公益財団法人ほくりくみらい基金
事業名:令和6年能登半島地震災害支援基金
概 要:2024年1月1日に発生した能登半島地震。石川県内に本拠地を置き、非営利で緊急・復旧・復興支援活動を行っている団体を助成する同基金に100,000円を寄付しました。定価2500円として寄付額は1冊あたり250円。のべ400人の方たちの歌集を読む行為が復興支援につながっています。寄付にかぎらず、短歌のチカラを復興支援につなげる中長期的なプロジェクトも企画したく、あなたのチカラをお貸しください。